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B 社は全国展開のスーパーマーケットである。地域密着型の直営店舗を展開することで業績を伸ばしてきた。企業戦略としては拡大路線をとっており,店舗数も急増している。近年 EC サイトでの販売も開始している。
(2)EC サイトと課題
EC サイトは会員制であり本社が全面的に運営している。EC サイトの顧客は全国を対象にしており,店舗で発行した会員カードとは別の会員管理を行っている。店舗と同様に EC サイトにも産直コーナーが存在し(以下,EC 産直コーナーという),商品に注文が入り次第,本社から生産者へ伝票が送られ,生産者から直接顧客に商品を届けている。EC 産直コーナーを含む EC サイトの売上げは,本社に計上される。商品は,本社の担当者が全国の店舗の商品情報を基に,地域の特産品から選定して EC 産直コーナーで販売している。各店舗から得た情報を EC サイトで紹介しているものの,店舗のように生産者からの情報を発信するなど,顧客に商品を訴求することができていない。
生産者は店舗での販売を優先しているので,EC 産直コーナーへ出品をする際に商品の数量を少なめに設定している。注文が入ったときの生産者への連絡は,ファックスによって伝票が送られる仕組みなので,半日から 1 日程度のタイムラグが発生しており,生産者は欠品になっていないのかなどの情報をリアルタイムでは把握できずにいた。また,生産者から本社への出品に関する情報伝達も同様にタイムラグが発生していた。そのため,生産者からの出品情報がタイムリーに EC サイトに反映されず,EC サイト上の欠品状態が長く続き,B 社としても生産者としても機会損失が大きくなっていた。
生産者が出品している店舗の店長は EC サイトの売上げが伸びることによって,店舗の売上げが下がるのではないかという懸念もあり,EC サイトへの支援には消極的である。
本社は,顧客の EC サイトでの購買履歴を管理する EC 購買管理システムを運営しており,顧客に商品をお勧め表示するなどのダイレクトマーケティングに活用している。しかし,EC サイトと店舗は別の会員管理なので,前日に店舗で購入したものを EC サイトでお勧め表示してしまうことがあった。
〔店舗運営ノウハウの活用による EC 産直コーナーの強化〕について,(1)~(3)に答えよ。
EC 産直コーナーにおいて顧客に商品を訴求するために店舗運営におけるどのようなノウハウを活用しようとしたか,30 字以内で述べよ。
店長が積極的に施策に加わるように取り入れた仕組みは具体的にどのようなものか,35 字以内で述べよ。
生産者がモバイル端末で情報を受け渡すことによる生産者の利点を,機会損失の観点から 25 字以内で述べよ。
〔会員データの一元管理によるダイレクトマーケティングの強化〕について,(1),(2)に答えよ。
店舗購買管理システムと EC 購買管理システムを統合することで解決しようとした問題点は何か,40 字以内で述べよ。
生産者の商品の中で顧客が好みそうな商品をマッチングさせるために購買履歴と組み合わせて活用する生産者管理システムのデータを二つ答えよ。
〔動画配信によるラーニングシステムの構築〕について,(1)~(3)に答えよ。
動画ラーニングシステムで取得し,人事システムで新規に管理する店長の評価データを二つ答えよ。
動画に時間制限を設けた上で検索機能を充実させる狙いは何か,20 字以内で述べよ。
動画を投稿した店長を評価する仕組みを新たに取り入れたことは,どのような懸念への対応であるか,25 字以内で述べよ。