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組込みシステムの市場は,IoT,AIなどの新技術の影響で,新製品の投入が活発化している。新製品を企画する際には,同業他社の動向などを調査して優位性を確保し,更に新技術の潮流を把握する必要がある。その上で市場の分析手法を用いて,市場に投入する新製品の売上高,利益率,販売数などを試算し,その結果を勘案して戦略を立案する。
市場の分析手法として,市場成長率を縦軸に,市場占有率を横軸にとり,全体を4象限に分割し,当該企画製品がどの象限に該当するかを分析する手法がある。市場占有率は,新製品と類似の製品を投入している先行メーカを参考にしながら試算し,目的の象限に合致するように戦略を立案する。例えば,市場成長率が高く,市場占有率が低い場合は,拡大戦略を立案する。具体的には,販売促進・販売代理店強化・積極的な展示会への出展などで訴求力を高め,更に利用者の要求情報などを基に新たな機能を追加する。これに対し,市場占有率の拡大が見込めない場合は,参入を取り止めたり,調査した市場から別の市場へと切り替えたりする戦略もある。
別の手法として,市場の魅力度を縦軸に,当該企画製品の優位性などを横軸にとり,全体を9象限に分割する手法もある。特徴として,前述の手法と比較したとき,自社に合った指標を選択できる利点がある。その一方で,内部データを多く使用するので同業他社との比較が難しい,主観的な分析となるとなどの懸念もある。
組込みシステムの新製品を企画する際に,ITストラテジストに求められるのは,投入する市場の売上規模,市場成長率,市場占有率などを調査・分析し,その分析結果から製品投入の戦略を立案することである。
あなたの経験と考えに基づいて,設問ア~ウに従って論述せよ。
あなたが企画した組込みシステムの新製品の概要・特徴及び企画に至った経緯について,800字以内で述べよ。
設問アで述べた新製品の投入を考えた市場について,どのように調査したか。分析手法の選定理由,分析方法,分析内容及び立案した戦略について,800字以上1,600字以内で具体的に述べよ。
設問イで述べた市場の調査方法,分析内容は妥当であったか。戦略の評価及び市場参入の評価とともに,600字以上1,200字以内で具体的に述べよ。