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組込みシステムに要求される機能は,年々専門化,高度化しているが,その一方で開発期間は短縮化が求められている。これを解決する方法として,社内で保有していない技術及び標準的な機能は,外部から OS,ライブラリ及びプラットフォームを導入して実現することがある。外部技術の導入に際し,例えば Linux など,ソースコードが公開されているオープンソースソフトウェア(以下,OSS という)を利用することがある。また,プラットフォームの採用に際し,顧客から Android などの OSS を使うように要求されることもある。
OSS の多くは無償で利用できる。また,多数の人が利用し開発した成果が更に OSS として公開されていたり,標準的な装置のデバイスドライバが提供されていたり,インタフェースがデファクトスタンダードになっていたりして,開発者の利便性が高い。
しかし,OSS は市販品とは異なり,一般的には保証やサポートがない。また,OSS の使用許諾条件には,自社開発部分の外部への開示を要求されるものがあるなど,利用においての注意点がある。組込みシステムでは,性能要件達成,独自ハードウェア制御などのために,OSS 部分に手を加えたり自社開発ソフトウェアと組み合わせて使ったりすることがあるので,関係部署を交えた協議を要することがある。
このように組込みシステムのシステムアーキテクトは,OSS 導入に際して,自社開発ソフトウェアと OSS とをどのように組み合わせるかについて,利点,注意点などを考慮してシステム構築を検討する必要がある。
あなたの経験と考えに基づいて,設問ア〜ウに従って論述せよ。
あなたが携わった組込みシステムの概要と,OSS 導入の是非を検討するに至った経緯を,OSS 導入の目的を含めて 800 字以内で述べよ。
設問アで述べた組込みシステムの構築において,OSS 導入の是非を検討した際に,関係部署とどのような協議を行い,OSS 及び市販品と自社開発ソフトウェアとの組合せに関してどのような考慮をしたか,800 字以上 1,600 字以内で具体的に述べよ。
設問アで述べた組込みシステムについて,OSS 導入に際し,開発段階で発生した課題,目的の達成度を踏まえて開発時に下した導入の是非に対する判断の妥当性,及び今後の対応について,600 字以上 1,200 字以内で具体的に述べよ。