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Y社は、機械製品の輸入及び国内販売を行う社員数500名の商社であり、本社のほかに5か所の営業所(以下、本社及び営業所を拠点という)をもっている。このたび、Y社では、老朽化した電話設備を廃棄して、Z社の音声クラウドサービス(以下、電話サービスという)を利用することで、電話設備の維持管理コストの削減を図ることにした。情報システム部のX主任が、電話サービス導入作業を担当することになった。

Y社のネットワークの使用方法を次に示す。

図2中のaにはVLAN10、bにはVLAN15、c、d、eにはVLAN20、fにはVLAN100、gにはVLAN150、hにはVLAN25、iにはVLAN200、jにはVLAN210というVLANがそれぞれ設定されている。
ITELは、PoEの受電機能をもつ製品を導入してITEL用の電源タップを不要にする。PCは、ITELのPC接続用のポートに接続する。①営業所のL2SW及び本社のL2SW01とL2SW02は、PoEの給電機能をもつ製品に交換する。
電話サービス導入後は、音声を全てIPパケット化し、データパケットと一緒にLAN上に流す。Y社が利用するVoIP(Voice over Internet Protocol)では、音声の符号化にG.729として標準化されたCS-ACELPが使用される。CS-ACELPのビットレートは、akビット/秒であり、音声をIPパケット化してLAN上に流すと、イーサネットフレームヘッダのほかに、IP、b及びRTPヘッダが付加されるので、1回線当たり34.4kビット/秒の帯域が必要となる。しかし、全社員が同時に通話した場合でも、本社のLANの帯域には余裕があると考えた。
電話サービスには、本社のIPsecルータ経由で接続する。電話サービスは、Y社から送信された外線通話の音声パケットをGWで受信し、セッション管理を行う。
X主任は、図2の構成への変更作業完了後、電話サービスの運用テストを実施し、問題なく終了したので、電話サービスに切り替えた。
本文中のa〜dに入れる適切な字句又は数値を答えよ。
〔現状の調査〕について、(1)、(2)に答えよ。
図1において、音声信号がIPパケット化される通話はどのような通話か。本文中の字句を用いて答えよ。
図1中のIP-GWは、音声パケットのジッタを吸収するためのバッファをもっている。しかし、バッファを大きくし過ぎるとスムーズな会話ができなくなる。その理由を、パケットという字句を用いて、20字以内で述べよ。
〔電話サービス導入後のネットワーク構成〕について、(1)、(2)に答えよ。
図1中に示した現在の回線数を維持する場合、図2中のL3SW0のポートaから出力される音声パケットの通信量の最大値を、kビット/秒で答えよ。
本文中の下線①のL2SWに、PoE未対応の機器を誤って接続した場合の状態について、PoEの機能に着目し、20字以内で述べよ。
〔電話サービスで発生した問題と対策〕について、(1)〜(5)に答えよ。
本文中の下線②について、レイヤ2のCoS値を基にした優先制御にはタグVLANが必要になる。その理由を、30字以内で述べよ。
優先制御の設定後、L3SW0の内部のルータに新たに作成されるVLANインタフェースの数を答えよ。
本文中の下線③の処理が行われたとき、キュー1に音声フレームが残っていなくても、キュー1に入った音声フレームの出力が待たされることがある。音声フレームの出力が待たされるのはどのような場合か。20字以内で答えよ。このとき、L2SWの内部処理時間は無視できるものとする。
本文中のア、イに入れるポートを、図2中のa〜jの中から全て答えよ。
本文中の下線④について、eLNパケットをDパケットと異なるキュー2に入れる目的を、35字以内で述べよ。