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IoTの進展に伴い,ネットワークに接続される組込みシステムが増えている。ネットワークを利用して,機器のデータをアップロードする,プログラムをダウンロードして更新するといった機能の他に,ネットワークに接続された他の機器と協調して動作する,サーバと連携して動作するなど,更に高度な機能を実現することができる。
このようにIoTの進展は組込みシステムの利便性を向上させる一方で,ネットワーク経由で外部から不正に利用される懸念も増大させている。例えば,改ざんされたプログラムに書き換えられたり,なりすましによって機器を不正に利用されたりするなどの被害が想定される。最近では,自律走行車両のように,不正に利用されると物理的損害が懸念されるものもあり,それぞれの組込みシステムの特徴に応じたセキュリティリスクを特定し,適切に対応する必要がある。
セキュリティリスクへの対応策には,例えば,重要な情報を保護するためにプロセッサを物理的に分けたり,なりすましを防ぐために高度な認証方式を採用したりするなどの手段がある。しかし,その一方でこれらの対応策によって,原価の上昇,リアルタイム性の低下も発生し得る。したがって,トレードオフを考慮した適切な対応策が必要である。また,複数の機器が協調して動作する場合には,どの機器に,どのような対応策を適用するかというアーキテクチャの選択も,費用対効果の観点で重要となる。
組込みシステムのシステムアーキテクトは,組込みシステムのセキュリティリスクと不正利用防止の重要性に基づき,適切な対応策を講じなければならない。
あなたの経験と考えに基づいて,設問ア〜ウに従って論述せよ。
あなたが開発に携わった組込みシステムの概要と特徴,及び特定したセキュリティリスクについて,経緯を含め,800字以内で述べよ。
設問アで述べた組込みシステムにおいて,セキュリティリスクに対し,どのような考えに基づいて対応策を検討したか。アーキテクチャ選択の観点,トレードオフの考慮を含め,800字以上1,600字以内で具体的に述べよ。
設問イで述べた対応策について,費用対効果からみた評価,及び今後の課題について,600字以上1,200字以内で具体的に述べよ。