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G社は,本社とデータセンター及び二つの支店をもつ企業である。G社では,業務拡大による支店の追加が計画されている。支店の追加によるネットワーク構成の変更について,SD-WANを活用することで,設定作業を行いやすくするとともにWANの冗長化も行うという改善方針が示された。そこで,情報システム部のJさんが設計担当としてアサインされ,対応することになった。G社の現行ネットワーク構成を図1に示す。

G社の現行ネットワーク概要を次に示す。
| Prefix | AS PATH | |||
|---|---|---|---|---|
| as-override設定無し | a | 64500 | 65500 | |
| as-override設定有り | a | b | ||
| ネットワーク | IPアドレス | AS番号 |
|---|---|---|
| データセンター | 10.1.0.0/16 | c |
| DMZ | x.y.z.0/28 | |
| 本社 | 10.2.0.0/16 | d |
| 支店V | 10.3.0.0/16 | e |
| 支店W | 10.4.0.0/16 | f |
G社の現行の経路制御の概要を次に示す。
Jさんは,SD-WANを取り扱っているネットワーク機器ベンダーK社の技術者に相談しながら検討することにした。また,K社がインターネット経由でクラウドサービスとして提供しているSD-WANコントローラーの活用を検討することにした。
K社のSD-WAN装置とSD-WANコントローラーの主な機能を次に示す。
Jさんは,K社のSD-WANをG社ネットワークへ導入する方法を検討し,実施する項目として次のとおりポイントをまとめた。
Jさんが検討した,G社のSD-WAN装置導入後のネットワーク構成を図2に示す。

Jさんは,図2のネットワーク構成におけるSD-WAN装置間のIPsecトンネルの構成について検討した。Jさんが考えたSD-WAN装置間のIPsecトンネルの構成を図3に示す。

Jさんは,このIPsecトンネルの構成を前提として,今後設計するSD-WANの動作を次のようにまとめた。
Jさんは,これらの検討結果を基に報告を行い,SD-WAN導入の方針が承認された。
本文中の ア 〜 カ に入れる適切な字句を答えよ。
〔現行ネットワーク概要〕について答えよ。
本文中の下線①について,as-override設定の前後における経路情報の違いについて,表1中の a , b を埋めて表を完成させよ。
本文中の下線②について,G社現行ネットワークで用いられているAS番号は何か。表2中の c 〜 f を埋めて表を完成させよ。
〔現行の経路制御概要〕について答えよ。
本文中の下線③について,経路フィルターによって防止することが可能な障害を20字以内で答えよ。
本文中の下線④について,3拠点のL3SWにこの経路情報が届いたときのOSPFのLSAのタイプを答えよ。また,支店VのL3SWにこのLSAが到達したとき,そのLSAを生成した機器は何か。図1中の機器名で答えよ。
〔SD-WAN導入検討〕について答えよ。
本文中の下線⑤について,SD-WANコントローラーから送られる情報を二つ挙げ,それぞれ25字以内で答えよ。
本文中の下線⑥について,トンネルインタフェースにBFDを設定する目的を,“IPsecトンネル”という用語を用いて35字以内で答えよ。
〔SD-WANトンネル検討〕について答えよ。
本文中の下線⑦について,通常時に本社のPCから支店VのPCへの通信が通過するTEはどれか。図3中の字句で全て答えよ。
(1)において支店VのL社VPN接続回線に障害があった場合,本社のPCから支店VのPCへの通信が通過するTEはどれか。図3中の字句で全て答えよ。