データベーススペシャリスト(DB)最速合格ロードマップ|過去問から始める効率学習術
データベーススペシャリスト試験の概要
データベーススペシャリスト試験(デスペ)は高度情報処理技術者の専門区分に属し、最難関試験の一つです。
年に一度、秋に実施されます。
合格率は年度で変動しますが、概ね15〜20%前後で推移しています。
| 試験回 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 秋期 | 14,549 人 | 10,120 人 | 1,744 人 | 17.2% |
| 令和5年度 秋期 | 13,121 人 | 8,980 人 | 1,664 人 | 18.5% |
| 令和4年度 秋期 | 12,399 人 | 8,445 人 | 1,486 人 | 17.6% |
試験は「科目A-1試験(旧午前1、多肢選択)」「科目A-2試験(旧午前2、多肢選択)」「科目B-1試験(旧午後1、記述)」「科目B-2試験(旧午後2、記述)」の4部で構成されます。
なお、科目A-1試験(旧午前1)は過去2年以内に応用情報や別の高度試験に合格していれば免除されます。
| 区分 | 形式 | 合格基準 |
|---|---|---|
| 科目A-1試験(旧午前1) | 多肢選択 | 60%以上 |
| 科目A-2試験(旧午前2) | 多肢選択 | 60%以上 |
| 科目B-1試験(旧午後1) | 記述 | 60%以上 |
| 科目B-2試験(旧午後2) | 記述 | 60%以上 |
学習戦略(最短合格にフォーカス)
受験の目的を明確に
まず、「試験に合格して資格を取得する」という目標を明確にしましょう。
よくある落とし穴は、実力向上を理由に試験との関連が薄い専門書を読み込み始めてしまうことです。時間は有限です。
資格は実力を証明する手段です。「合格に直結する学習」に特化して最短効率で進めましょう。
知識の深掘りも価値がありますが、合格後に進めても遅くありません。
勉強は過去問から始めよ
試験対策の起点は、まず過去問演習です。
情報処理技術者試験は科目A群(旧午前試験)で再出題が多く、科目B群(旧午後試験)にも明確なパターンがあります。
過去問を軸に、合格に直結する学習を設計しましょう。
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直近1年分を通しで解く
- 出題形式や問われ方が把握でき、参考書を読む際の注力点が明確になります。
- 自分の弱点が露わになり、危機感を持って学習に着手できます。
-
教科書・参考書を流し読み
- 教科書は網羅的ですが、出題は偏りがあります。
- 分厚い本を最初から最後まで読むのは非効率です。
- 基本は流し読み。全く知識がない領域のみ重点的に読み込みましょう。
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過去問を反復演習
- 出題パターンや解法を身体で覚えるまで繰り返します。
科目A-1・科目A-2対策(旧午前1・II、四択問題)
問題の傾向 - 過去問の再出題が多い
科目A群(旧午前試験)は再出題率が高く、約40〜50%が過去問からの出題です。過去問を周回し、条件反射で正答を選べる状態にするのが最も効率的です。合格ラインは60%なので、再出題分の40%を確実に正解できれば、残りは3問に1問正解できれば到達します。計算系など時間のかかる問題も同一の再出題が多く、暗記で素早く処理することで、初出の計算問題に時間を回せます。
科目A-1試験(旧午前1)は応用情報からの抜粋、科目A-2試験(旧午前2)はデータベーススペシャリストの専門分野です。いずれも4択問題です。
可能であれば体力と時間の温存のため、科目A-1試験(旧午前1)の免除制度を活用しましょう。
学習方法 - 過去問を暗記
過去問を周回し、条件反射で正答を選べるようにしましょう。
シカクテックでは科目A群(旧午前試験)を無料で演習でき、広告なしで解説まで確認できます。AIチャットで理解を深め、間違えた問題は繰り返し復習できます。
科目A-1試験(旧午前1)対策はこちら
科目A-2試験(旧午前2)対策はこちら
不明点はAIや参考書を活用し、図解も確認しながら学習しましょう。
科目B-1・科目B-2対策(旧午後1・II、記述式)
問題の傾向 - パターンがある
科目B群(旧午後試験)は記述式で、長文を読解して回答します。
データベーススペシャリストでは、要件に基づく論理設計(テーブル設計)・運用設計、性能要件に対するアーキテクチャ選定、障害・リカバリ方針、セキュリティと可用性のトレードオフ整理などが毎年問われます。特に、SQLや論理設計・物理設計のパターンは、過去問の解説を読み込みながら学習しましょう。
テーマになる業種やシステムは毎回異なりますが、回答に求められるエッセンスは同じです。
学習方法 - 過去問周回で解き方を定着
パターン把握には過去問演習が最も有効です。
演習して終わりにせず、間違えた問題は解説を熟読して解き方を理解しましょう。不足する基礎知識は参考書で都度補います。
過去5年分ほどを演習すれば、自然と回答できるようになります。
おすすめ教材・参考書
過去問演習サイト(科目A群対策)
科目A群(旧午前試験)の演習サイトは、スマホで隙間時間に勉強できるWebサイト・アプリがおすすめです。
シカクテックでは、科目A群(旧午前試験)の過去問を広告なし・無料で演習できます。
また、不明点はAIチャットに質問することで理解を深められ、学習履歴を使って効率よく復習できます。
参考書
情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2025年版 (EXAMPRESS)
データベーススペシャリストの定番の参考書です。
また、過去問の解説(午後1、午後2含む)を提供しているのが特徴です。
まとめ
合格への最短距離は「過去問演習の質と量」です。科目A群(旧午前試験)は再出題を暗記で取り切り、科目B群(旧午後試験)は設問パターンを掴んで解答方法を体得しましょう。
この記事を書いた人
シカクネコ
情報処理技術者試験を中心に、IT・ビジネス系資格の学習法や試験対策についてわかりやすく発信しています。実際の受験経験をもとに、効率的な勉強法をお届けします。
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